麻雀のルールが複雑で覚えられない場合、アプリ内のガイドに沿ってプレイすることで、ある程度運が必要ですが、中級者や上級者とも戦うことができます。
ガイドでは状況に合わせてどうした方がいいかのアドバイスと、効率的な捨て牌のチョイス(捨てた方がいい牌に▲のマークが付きます)をしてくれます。

牌(ハイ)の種類は「マンズ」「ピンズ」「ソウズ」と呼ばれる柄の1~9の数字が書かれた「数牌」が各4枚ずつ108枚と、それぞれ東、南、西、北、白(無地)、發、中の文字が書かれた7種の「字牌」が各4枚ずつの28枚の合計136枚の牌があります。

麻雀牌の集め方の基本は、三枚一組の組み合わせを4つと二枚一組の組み合わせを1つの計14枚の牌を揃えることにあります。    
三枚一組の組み合わせは、同じ柄の3つの数字が順番に並んだ「シュンツ(順子)」と、同じ柄の同じ数牌もしくは字牌3枚同じ牌を揃えた「コーツ(刻子)」、の2パターンがあります。    
また、2つ同じ牌を揃えたものを「対子(トイツ)」と呼びます。    
14枚の牌の中で、1つのトイツを「ジャントウ(雀頭)」と呼びます。

麻雀は手札に配られた13枚の牌と、毎回自分の順番に配られる牌(ツモ牌)1枚を組み合わせて、14枚の牌で、図柄や数字を揃えるゲームです。
自分の順番になると、牌が1枚自動的に配られ、不要な牌を選んで捨てます。
麻雀のルールを覚えられるまでは、捨て牌ガイド(▲)の付いてる牌を捨てていくことをお勧めします。

自分の手牌に2つ並んだ数字の牌がある時、3つ並びになるために必要な牌を手前の順番の人が捨てた時だけ、「チー」を宣言すると、その牌を自分の牌として加えることができます。
チーで加えた牌と、その組み合わせに選ばれた牌は捨てることが出来なくなり、自分の場の右側に晒します。
その後、要らない牌を1枚捨てます。

自分の手牌に2つ同じ牌がある時、対戦相手のいずれかが同じ牌を捨てた時に、「ポン」を宣言すると、その牌を自分の牌として加えることができます。
ポンで加えた牌と、その組み合わせに選ばれた牌は捨てることが出来なくなり、自分の場の右側に晒します。
その後、要らない牌を1枚捨てます。
※ポンした位置によっては、その間にいた対戦相手のツモ番がスキップされます。

自分の手牌に3つ同じ牌がある時、対戦相手のいずれかが同じ牌を捨てた時に、「カン」を宣言すると、その牌を自分の牌として加えることができます。
カンで加えた牌と、その組み合わせに選ばれた牌は捨てることが出来なくなり、自分の場の右側に晒します。
カンをした時に1枚牌を加えます。
※カンした位置によっては、その間にいた対戦相手のツモ番がスキップされます。

残り1枚を残して手牌がそろってる時を「テンパイ(聴牌)」と呼びます。
テンパイしてる時、鳴いてない(「チー」「ポン」「カン」をしてない)場合に「リーチ」をすることができます。
麻雀では役が無いとアガれませんが、「リーチ」を行うことで役が1つ完成したことになり、残りの1枚の牌が加わった時にアガることができます。
ただし、「リーチ」を行うと、それ以降自分の手札を変更することが出来なくなります。

【ツモの場合】
テンパイしてる状態で、残りの必要牌1枚を自分の番に引いた時、「アガリ」ボタンを押すと、ツモ演出が発生し、アガリとなります。
ただし、役が無い時はアガることができません。(アガリボタンも表示されません)
※なお、この場合の役にドラは含まれません。

【ロンの場合】
テンパイしてる状態で、残りの必要牌1枚を対戦相手が捨てた時、「アガリ」ボタンを押すと、ロン演出が発生し、アガリとなります。
ただし、役が無い時はアガることができません。(アガリボタンも表示されません)
※なお、この場合の役にドラは含まれません。

誰もアガることなく全ての山牌を引いた時、「リュウキョク(流局)」といってその対局が終わります。
この時、ノーテンの人はテンパイの人に点を払います。
テンパイの人数によって、ノーテンの人が負担する点数が変わります。
1人ノーテンの時、ノーテンの人が3人のテンパイの人にそれぞれ1000点払います。
2人ノーテンの時、2人のノーテンの人が、テンパイの人に1500点ずつ払います。
3人ノーテンの時、3人のノーテンの人が、テンパイの人に1000点ずつ払います。
4人ノーテンの時・4人ともテンパイの時、どちらも点数の受け渡しはしません。

13枚の手牌が揃い、あと1枚必要な牌があればアガリの形が完成する状態。
流局時にテンパイの場合、点数を受け取ることができる。

流局時に、メンツやジャントウが揃ってなく、テンパイしてない状態。
流局時にノーテンの場合、点数を払う必要がある。
これをノーテン罰符という。

特定の条件で、山牌が無くなる前に流局となります。途中流局の場合、ノーテン罰符を払う必要はありません。
本アプリでの途中流局は下記の条件で発生します。
キュウシュキュウハイ(九種九牌):1巡目、牌を引いた時9種類以上の牌が手牌にある時、九種九牌ボタンを押した場合。
スーフーレンダ:1巡目の捨て牌が同じ風牌(東、南、西、北)の時。
スーチャリーチ:4人が同局中にリーチをかけた時。
サンチャホー:一人の捨て牌に3人がアガリ(ロン)を選択した時。

麻雀では、持ち点を増やすことが目標になります。
アガった時と、流局した時に点数のやり取りが行われます。
東1局~東4局までゲームが進み、対局終了になった時の持ち点の量に応じて順位が決定します。
また、持ち点が0点未満(マイナス点)になった時、そこで強制的に対局終了となります。
この時も、同様に、持ち点の量に応じて順位が決定します。

麻雀では、対局終了時、持ち点の多い人から順に順位が決まります。
同点の場合、起家(東一局の親の人)から反時計回りに、順番の近い人が上位になります。